【SEL20F28+VCL-ECU2】明治の和洋折衷な建築物が好き。金沢、旧制第四高校

写真と旅行
金沢、旧制第四高等学校

明治の和洋折衷な建物に妙に惹かれる。1881年に開校した石川県専門学校。1886年の帝国大学令によって全国に高等中学校が設置されることになり、1887年に第四高等中学校が誕生した。現在の金沢大学の前進である。

旧制学校は第一から第八までのナンバースクールと呼ばれる学校と、ネームスクールと呼ばれる後発の学校があるらしい。これは正式な名称ではなく慣習として呼ばれたものだそうだ。今でいうところの明青立法中だとかそんなようなものだろうか。どちらにせよその名前だけでテンションが上がる。戦前の教育体制をよく知らない私にはこの資料だけでもとても勉強になる。

中の資料室には当時の学生がどのように学生生活を送っていたかを解説した展示と、石川県が生んだ文豪の資料が大量にある。中でも泉鏡花の資料が多かったが、四高出身の学者といえば岡潔を崇拝する私にとっては、中谷宇吉郎や西田幾太郎だ。ウィキペディアを見てみると四高出身の著名人には驚いてしまう。井上靖も出身者の一人だ。そのような偉人達がこの場所で学生生活を送っていたと思うと、こみ上げてくる何かを感じざるを得ない。例えばなんともない教室の出入り口でさえ、彼らもここを通っていたと思うと感動する何かがある。

数十年前の人たちと同じ光景を見ている。それはタイムスリップのような、目を閉じたらその時代に移動してしまいそうとすら思ってしまう感覚。不思議な感覚。ひっそりと佇むこの光景の中にも数々の出来事があっただろう。それらを知る由もない寂しさだろうか。妙にしんみりとした気持ちになり、四高を後にした。

 

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コメント

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