SONYのフィッシュアイコンバーターレンズがとても良い
SONYのフィッシュアイコンバーターレンズを買った。コンバータなのでレンズを付け替える必要がなくとても便利。イメージセンサにゴミが入る心配がない。レンズの付け替えは地味に面倒臭いから、他にレンズを持っていても億劫になって結局使わないことが多い。ベネチアに行った時にSEL24-70を持って行ったが結局あまり使わなかった。
しかし、何度も言うがこれはコンバータだ。単焦点レンズに上からつければ良い。おまけにもともとSEL20F28と一緒に設計されているので解像度がガタ落ちする心配もない。実際普段はSEL20F28+VCL-ECF1の単焦点+ワイコンという組み合わせで使っているが解像度を心配することはない。
フィッシュアイを今まで使ったことがなかったのと、このコンバータを買ってしまえば単焦点+コンバータのセットが全部揃うので買ったみたが、素晴らしい。本当に手軽に広い画角の写真が撮れる。フィッシュアイというと端の解像度や歪みが気になって使うタイミングが難しいような気がしていたが、そんなことは全くなかった。もともと動きを感じさせる写真が好きな自分にはフィッシュアイによって大胆に歪むレンズの特性は合っていたようだった。
コンバータ使用と未使用との比較
フィッシュアイによる歪み効果
フィッシュアイの歪みによって、むしろ立体感が生まれている。天井側が画像上の上の方に歪んで寧ろより高さを感じるようになっている。そして、床側もフィッシュアイの歪みによって手前から奥に歪んでいるようになって奥行きを感じさせる。フィッシュアイによって空間の広がりをより感じるようになった。何が言いたいかというと、めっちゃ良い。すごく良い。なぜもっと早く買わなかったのか。はぁああ良い。好き。
作例
ちなみにコンバーターとコンバーターを使用ない場合ではこれだけ違う。手前側がもっと歪むと思ったがそこまで歪みを感じないし、画質の低下も感じない。
まとめ
そもそもフィッシュアイは付けっぱなしにするようなレンズではない。付けっぱなしにするわけではないが、フィッシュアイで撮ってみると面白い写真が撮れるシーンがある。使う頻度が少ないから買う気にもなれないし、そもそも大抵の場合良い値段をする。
しかしこのフィッシュアイコンバータはどうだろう。安くて、解像度があって、取り外しが簡単で、小さいから持って行くのも苦ではない。最高のコンバータだと思う。単焦点とコンバータを全部揃えても6万円もしない。本体なんて中古でα6000とか、NEX5Rあたりを買っても10万円しない。これ以上の入門機があるだろうか。しかも入門機とは言えないような解像度を持っている。「カメラなんて旅行のついでに写真を撮るのに使いたいくらい」という人には最高の組み合わせだと思う。
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