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曹洞宗の公式アプリが出ていた

私は曹洞宗なのだが、曹洞宗で調べてみると、なんと最近では曹洞宗のスマホ用の公式アプリが出ているのだ。

曹洞宗〜心の鏡〜
カテゴリ: ライフスタイル
現在の価格: 無料

曹洞宗近畿管区教化センターが配信している公式アプリである。iPhoneだけではなく、AndroidとiPadにも対応している。まず、アプリの詳しい詳細を説明する前に曹洞宗とは何か、について説明しようと思う。

そもそも曹洞宗とは何か

そもそも曹洞宗とは何かというと、曹洞宗の公式HPから引用すると、次の通りである。

曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあります。それはお釈迦さまが坐禅の修行に精進され、悟りを開かれたことに由来するものです。禅とは物事の真実の姿、あり方を見極めて、これに正しく対応していく心のはたらきを調えることを指します。そして坐ることによって身体を安定させ、心を集中させることで身・息・心の調和をはかります。

曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」、ただひたすらに坐るということです。何か他に目的があってそれを達成する手段として坐禅をするのではありません。坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのです。私たちは普段の生活の中で自分勝手な欲望や、物事の表面に振りまわされてしまいがちですが、坐禅においては様々な思惑や欲にとらわれないことが肝心です。

このように書かれている、要は座禅である。ただひたすら座り、悟りを開くのだ。そのため、アプリの方も座禅をサポートする機能が満載である。

 

充実の座禅機能

アプリを開くと次のようなトップ画面が出てくる

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iPhone版アプリトップ画面

まず、上から順に見ていこうと思う。一番上には座禅の項目があるが、これをタップして開くと

動画に合わせて座禅が体験できる

動画に合わせて座禅が体験できる

なんと座禅ができるのである。座禅を開始すると、座禅のやり方を解説した動画が流れる。この動画を見るだけで今から座禅が始められる。

座禅を家で手軽に体験できる

座禅を家で手軽に体験できる

また、心の落ち着き度というのをクリックすると、モーションセンサーで体の揺れを感知して、どれだけ心が落ち着いているかを教えてくれる、思わず使いたくなる機能まで入っている。

まさかモーションセンサーを座禅で使用する日がくるとは思わなかった。

まさかモーションセンサーを座禅で使用する日がくるとは思わなかった。

ちなみに揺れると警策の音がスピーカーから出てくるという、まさにどこにいても座禅ができる画期的なアプリなのだ。

座禅中はこのような画面がでてくる

座禅中はこのような画面がでてくる

そして心の落ち着き度がグラフとなって出てくる

終了すると、心の落ち着き度がグラフとなって出てくる

各種設定も変更できる

各種設定も変更できる

心の落ち着き度をグラフで出されてしまうと、理系の私としては是非使いたくなってしまう。こんなに丁寧な座禅アプリが未だかつてあっただろうか。ただ、少し注文をつけるなら、この心の落ち着き度のグラフを保存して、アプリ内のカレンダーにその日、その時間でのグラフが見られるようになれば、より良くなるだろう。iPhoneのヘルスケアアプリのようにしてほしい。心の動きには波があるのだから、「先月は調子がわるかったのかなぁ」とか「最近調子がわるいのかなぁ」というのが、座禅をしたときの心の動きでわかると、より面白くなるだろう。

 

写経もできる

また、このアプリは写経も体験できる。しかもかなり充実している。個人的にはこれまで使用してきたアプリの中でも最上位に満足度が高いアプリケーションだ。

写経もできる

写経の項目をタップすると、どの経典を写経するか選択した後、写経が開始される。

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因に私は摩訶般若波羅蜜多心境を選んだ

写経はスマホの画面に指かスタイラスペンを用いて書くというもの。指でやってみたがかなりやりにくいので、スタイラスペンを使用することを強くすすめる。スタイラスペンは、私はBAMBOOのものを使っている。

字の練習にもなって丁度よいのではないだろうか

字の練習にもなって丁度よいのではないだろうか

ちなみに、iPad版の方が大きくて書きやすい。丁度紙と同じようなサイズになる。

iPad版アプリ

iPad版アプリ

昨日始めたのだが、少々ハマってしまい今はここまで書いている。書けばいいというものではなく、集中してひたすら熱心に丁寧に書いていたら体の内側が熱くなってきて中々面白かった。あと思い切り書いているとストレスも発散できる。

気がつくと結構書いていた

気がつくと結構書いていた

ここまで手軽なら誰にもでできるし、ふっとやってみようと思ったときにすぐにできる。今までタブレットならiTunesU等が使えるし、買うならiPadがよいと言っていたが、こういったアプリケーションもあることを考えると、やはりタブレットPCならiPadを買うべきだと思う。Androidでタブレットというとnexus9あたりが良いのだろうが、最近では良いAndroidタブレットの話しはあまり聞かない。

 

巡拝もできる

あと、このアプリケーションは巡拝もできる。巡拝のことを英語だとスタンプラリーというらしい。途端に趣がなくなる。

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スタンプラリーの違和感

巡拝をタップすると巡礼マップが出てくる。

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寺が北陸に集中しているのがよくわかる

もちろん朱印帳も入っている。

朱印帳

朱印帳

どうやって朱印するかというと、訪れた寺を選択し、「この場所で朱印をもらう」をタップする

曹洞宗のお寺の一覧から訪れたお寺を選ぶ

曹洞宗のお寺の一覧から訪れたお寺を選ぶ

そうすると、自分のGPSからそのお寺の半径200mに居れば、訪れているとみなされ、朱印が貰える。それ以上離れているとエラーメッセージが出てきて、朱印は貰えない

GPSで朱印を貰う時代がくるとは思わなかった

GPSで朱印を貰う時代がくるとは思わなかった

スマホの機能を満載に使用した先進的なアプリケーションになっている。正直「どうせタップすれば朱印貰えるんでしょ」と思っていたがそんなことは全くなかった。このアプリにはこれらの座禅、写経そして巡拝の他に「心の鏡」と「遊」という項目があるが、これをタップすると、「心の鏡」では仏陀の言葉が頂ける

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ここだけ、枠をタップするのではなく、文字をタップしないといけないのに注意が必要

よくわからない自称リベラリストの話しを聞くくらいならこれを読んでいた方が遥かにましである

よくわからない自称リベラリストの話しを聞くくらいならこれを読んでいた方が遥かにましである

また「遊び」では、「鐘」と「警策」と「木魚」の音が聞ける。座禅やお努めをする際に便利なので、重宝すると思う。

子供の頃から憧れていた「木魚を好き放題叩く」ということができる

子供の頃から憧れていた「木魚を好き放題叩く」ということができる

他には「お寺検索」や、iPhoneならiBOOKsから、AndroidならGoogle Playから「曹洞宗経典」がダウンロードできる。

iOS版の方が心無しかサクサク動く

iOS版の方が心無しかサクサク動く

まとめ

最近では仏教もハイテクらしい。随分まえに卒塔婆専用のプリンターがあることを知ったが、まさかここまでになっているとは思わなかった。座禅については一度前にネルケ無方という方が書いた「ただ座る」という本を読んだことがある。こちらの方がかなり詳しく座禅について書かれているので、座禅についてより深く知りたい方は読んでみると良いかもしれない。日本人をいっしょくたに無宗教と言うのはかなり乱暴すぎるとは思うが、読み物としては随分とお固くて良かった。

宗教と言われると、なんだかためらってしまう。しかし、座禅をしたり写経をしたりするということは別段なにも感じないと思う。何をして良いかわからないとき、心の整理がつかないときは、このアプリで座禅や写経をして心を整えてみると良いかもしれない。

曹洞宗〜心の鏡〜
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