万年筆を買った

Pakerの万年筆を買ってみた。何となく思い出に残るものが欲しかった。友人は社会人なった記念に腕時計を買っていたが、私は無精なので腕時計をつけない。着けていても気がついたら外してしまう。もはや手癖である。他に形に残るものといったら特になかった。そんなときに万年筆を見かけて「これだ」と思った。これなら間違いなくずっと使うし、腕時計のように重たくて邪魔で外してしまうなんてこともない。

道具を変えれば文字や絵が上手くなるわけではないことはペンタブで学んだ。

今までジェットストリームだけをひたすらに使い続けていた。かれこれ7年間くらいはジェットストリーム一筋だったと思う。では、万年筆はというと、ゆっくりと適当に考えずに気楽に書くのに使っている。要はストレス発散だ。写経をするのにも使っているし、最近は筆記体の練習もしている。やがてはカリグラフィに手を出したいと思っているが思っているだけで終わりそうだ。というか眺めて手に触れているだけでいい。この精巧なデザインは触れているだけで胸が高まる。

美しさしか感じられない

眺めていたら土曜日が終わっていた

シルバーで作られているらしいので、手に持つとずっしりと重い。この重さが良いと丸善のスタッフに言われた。男は大抵筆圧が強い。この筆圧のせいで指が疲れるし、字も汚くなる。私が試し書きしていたときに「お客さん、力を入れすぎですよ。もっと軽く。ペンを手に乗せる程度でいいんです。」そう言われて試してみると確かに楽だ。今まで力を込めて書いていたのはなんだったのか。

力を入れてしまうと、ペン先が壊れてしまう。

 

小物にときめかざるを得ない

また、インク沼なるものもあるらしいが、私はこの領域までには手を染めていない。しかし、このインクボトルを見ていると小物を集めたくなる衝動には駆られる。ミニチュアのような可愛さがたまらない。ちなみに、このパーカーのコンバーターとPILOTのkakunoにぴったりと収まったのでそのまま使える。

インクボトルまでが美しい。どうしてこうも小物というものは心を魅くのか

左がパイロットのインク芯で、右がコンバーターである。買ってからkakunoにコンバーターがぴったりとおさまることを知り、完全に替え芯が無駄になってしまった

こういう空間を憧れてしまう

持っているだけでいい。眺めているだけでいい。これは一種のオブジェなのだ、手に持った時のずっしりとした重みはたまらなくやみつきになる。色々試してみて自分だけの一本を見つけて見てもいいと思う。おすすめは日本橋の丸善だ。品揃えが段違いでゆっくりと商品を選べる。表参道の文房具カフェにも足を運んでみたが、品揃えには期待しない方がいい。では是非、良い万年筆ライフを!