スクリーンショット 2016-02-27 0.11.58

 

11インチのMacBook Airか、13インチのMacBook Proか、どちらを買うか誰しもが悩むことだと思う。かく言う私もここ数日、新しくどのPCを買うかで悩んでいる。調べたことと考えたことをまとめたいと思う。

MacBook AirとMacBook Pro13インチのスペック比較

MacBook ProとMacBook Airの詳細について簡単にまとめる。2015年モデルのMacBook Air11インチとMacBook Pro13インチのスペックを以下に示す。(http://www.apple.com/jp/mac/compare/results/?product1=macbook-air-11&product2=macbook-pro-retina-13)

スクリーンショット 2016-05-19 18.15.33

また、合わせてCPUとGPUのベンチマークも示す。

マルチコアでのCPUベンチマーク比較

マルチコアでのCPUベンチマーク比較(http://arstechnica.com/apple/2015/03/13-inch-broadwell-macbook-showdown-should-you-go-pro-or-get-an-air/2/)

2015-MacBook-Pro-and-Air006

GPUのベンチマークの比較(http://arstechnica.com/apple/2015/03/13-inch-broadwell-macbook-showdown-should-you-go-pro-or-get-an-air/2/)

両方の大きな差異を簡単に言えば、「Retina搭載かどうか」「MacBook Proの方がCPUとGPUのスコアが高い」ということが挙げられる。しかし、グラフを見ると、確かにMacBook AirとMacBook Pro13インチではCPUやGPUの処理能力には違いはあるが、特筆して際立っているというわけでもない。これらのグラフから、MacBook AirとMacBook Pro13インチの大きな違い何かということを考えた場合、それは「ディスプレイ」のみだと言えると思う。

違いは「Retina」か「Retinaではない」か

結局のところ、MacBook AirとMacBook Pro13インチの大きな違いは、「Retinaディスプレイ」か、もしくは「ポート類の数」だけだと言える。重さに関しては、MacBook Pro13インチを友人に借りて鞄の中に突っ込んで背負ってみたが、体感的にはそれ程重さは変わらない。そのため、極論を言えば、MacBook AirとMacBook Pro13インチのどちらを取るべきかという問いは、Retinaディスプレイにするかしないかの問題になると思う。

ディスプレイの解像度はMacBook Airは1366×768ピクセルで、MacBook Proは2560×1600ピクセルである。モバイルとしてはRetinaディスプレイは作業効率の点からは是非とも欲しい。ちなみにGPUはどちらも4kディスプレイに対応しているので、外付け4kモニタに接続できる。

 

MacBook AirかMacBook Pro13インチか

どちらがメインマシン向けか

MacBook AirもMacBook Pro13インチも、ゴリゴリに動画編集しないようなライトユーザーには、家でメインで使うにもスペック的には特別差異はない。ただ、MacBook Proはポートが沢山あるので、家でごちゃごちゃ外付けアクセサリをつける分にはいいと思う。ディスプレイはAirPlayを使い、バックアップはAirMacを使うような人にはどちらも関係ないと思う。

Retina搭載のMacBook Airは出ない

恐らくAppleは、RetinaディスプレイのMacBook Airは出さないだろう。何故ならば、MacBook AirとMacBook Proの大きな違いは「Retina搭載」か「ポート類が沢山あるか」というだけなので、そこにRetinaを搭載したMacBook Airを出してしまったら、13インチMacBook Proを買う理由は全くない。ポート類なら外付けで増設出来るし、RetinaのMacBook Airなんぞ出したら13インチMacBook Proを買う理由はなくなる。

そもそも、13インチMacBook Proは2009年に発売されたが、当時はSSDの価格がまだ高価かつ容量が少なかった為にHDDが内蔵されていた。その1年前には2008年には用途を割り切るもののモバイル性に優れたMacBook Airが発売されており、SSDが搭載されてはいたが64GBと小容量であった。

初代MacBook Airを発表するスティーブ・ジョブス(http://www.macrumors.com/2008/01/15/steve-jobs-with-macbook-air/)

初代MacBook Airは2008年に発表、発売された。価格は2008年当時で約23万円で13.3インチモデルのみ(http://www.macrumors.com/2008/01/15/steve-jobs-with-macbook-air/)

この時はまだ記憶装置の容量の差とCPUの能力差で、MacBook Pro13インチとMacBook Airには大きな差異があった。しかし、SSDの価格の低下や、CPUの処理能力も向上していった為に、2011年にはMacBook AirとMacBook Proの差異は、当初に比べ大分小さなものとなっていた。2012年にはRetinaディスプレイモデルのMacBook Proが登場したが、SSDとCPUの処理能力差によって、MacBook AirとMacBook Pro13インチとで大きな違いがなくってしまったが故に、MacBook ProにRetinaを付けて、MacBook Airとの差別化を図っただけだと思う。

今は亡き17インチモデル(重さ3.1kg)

今は亡き17インチモデル(重さ3.1kg)(https://ja.wikipedia.org/wiki/MacBook_Pro)

それなら17インチのように13インチを廃止すればよかったのにとも思うが、2012年のMacBook AirにRetinaを搭載したら、只でさえ短い5時間というMacBook Airのバッテリー使用時間が、さらに短くなるが故に搭載しなかったのかもしれない。

そして、今現在に至っては、SSD容量もCPUの処理能力もMacBook AirとMacBook Pro13インチとで極端に大きく異なるわけではない。もうこの2つには「Retinaが搭載されているか、いないか」の違いしかない。

 

MacBook Pro15インチのすすめ

MacBook Proを買うなら15インチモデル

MacBook Proを買うなら15インチの方が良いだろう。13インチを買いたいなら「Retinaがあるかないか」という判断だけで選べば良い。MacBook Pro15インチなら別にGPUが搭載されているし、ラップトップ用ではなくデスクトップ用のクアッドコアのCPUが内蔵されているので、持ち運びができる完全なメインマシンである。大量の実験データを処理するだとか、オキュラスのようなHMDをガッツリ使うとか、出張が多すぎてデスクに座っている時間が短い人にはぴったりの一台である。ちなみにCDドライブが付いているモデルならば、CDドライブを外してHDDを搭載できるので、3TBのHDDでも入れればもう完全にメインマシンである。

MacBookは完全にサブのモバイルマシン

MacBookに関しては完全にモバイル向けでメインマシンにもなれない。というかあれは外でネットするか軽く資料を作成するか、軽く画像を編集してアップするかという、あくまでサブとして完璧なマシンであるので、メインにするのは間違っている。Retinaディスプレイ搭載で、プログラムはサーバーにリモートして動かすみたいな人にも最適な一台だと思う。

 

iMac 27インチ 5kディスプレイという選択

ただ、MacBook Pro15インチを28万で買ったとしても4kディスプレイが欲しくなってしまったら、ディスプレイが10万円としても合わせて軽く40万円はする。この金額は手軽に出せるものではいない。

そこで、iMac27インチ5Kディスプレイモデルという選択肢が出てくる。家に20時には帰ってきて、家で作業する時間があるならば、iMac27インチ5kの2TB Fusion Driveが搭載されたモデルを買った方が良い。これなら20万円程度で購入できる。以前はMac miniという素晴らしい据え置きPCがあったが、スペックがMacBook Airとほぼ同じになった現在では買う理由はないと思う。

 

まとめ

簡単に言うならば、重たい作業をしないライトユーザーで、Retinaが欲しいならMacBook Pro13インチ。RetinaがいらないならMacBook Air。そして、外出が多く、おまけに重たい作業も多いならMacBook Pro15インチ。外出が多くないならiMacという選び方でいいと思う。

MacBook Airならメモリを8GBにしてSSDを256GB以上にした方がいい。ただそうするとMacBookと1万円差となり、ほぼ同じ価格になる。MacBookはファンレスなので、高付加がかかるとCPUのクロック数が下がるためメインにはできないと思う。あとtype Cのコネクタしかないので拡張性も無さすぎる。メインが欲しいか、そうでないかで選べば良い。

極論を言えば大抵の人はMacBook Airでいいと思う。Apple製品は中古でも高く売れるので使わなければ売れば良い。そしてSurfaceでも買えば良い。迷っているなら買って、違うと思ったら売る。それでいいと思う。